仕事がらみでFANやら電源ユニットを調べているこの最近。
一応、ネットワーク系SEなんですが(笑
DC FAN、パソコンの中ではCPUやケース内を冷やすために使われていますね。
この数年、静音PCブームでいろいろなファンが出回っていますね。
私も、一昨年に静音EDEN-PCを作ろうと60mmファンを買い漁った記憶があります。
さてさて、今回ピックアップするのは音ではなくベアリングと寿命。
(静音はBall < Sleeveが一般的らしいです。)
- Ball Bearing
- Sleeve Bearing
PC関連でよく目にするベアリングはこんなところでしょうか。
Ball Bearingは回転軸をボールで支える仕組み。
Sleeve Bearingは回転軸の周りの筒に油を入れて支える仕組み。
Sleeveの改良版の流体軸受け(Fluid Dynamic Bearing)は最近のHDDのベアリングでよく耳にしますね。またSleeveの改良版が他にも結構あるようです。
さて、これらの寿命ですがこんな感じらしい。
- Ball Bearing 50000時間 (常時起動で約5年くらい)
- Sleeve Bearing 30000時間 (常時起動で約5年くらい)
常時起動させている古めのパソコンやハブとかだとすでに寿命を経過している
FANも多そうですね。
熱を持つCPUやコンデンサを冷やしているファンが突然止まってしまうことに
なりますね。
いろいろと調べてみて音にこだわりを持つのもコダワリですが、
耐久年数や寿命を考慮することも重要だなと考えさせられました。
いや、奥が深いですね。