Lua Script (@SRT100) にてネットワーク監視

投稿者: | 2014年4月21日

DTIの3G(LTE)のWAN回線が実はNAT(Carrier Grade NAT/Large Scale NAT)されていてPrivate IPしか貰えてない問題発覚につき 前エントリで検討していた主回線の障害発生時の外部からのリモートアクセスはいったん中断。
ひとまずSRT100の Luaスクリプトを利用した障害検知/外部通知を先行導入する。
SRT100より以下4箇所の監視対象にPingを行い、応答ない場合に3G(LTE)回線経由でメール通知をさせる。
<監視対象>
・Core Switch (EX2200C-Virtual Chassis)
・Primary Router (IX2025)
・Server (Core Switch配下)
・Internet Reachability (IX2025経由)
<イメージ図>
Lua-ping1
<スクリプト実装>
YAMAHAホームページに公開されているサンプルスクリプトをベースに実装をしていく。
<YAMAHAホームページ 複数のホストを監視する>
さくらインターネット のメールサーバを利用、ここ最近では一般的なサブミッションポート接続, SMTP認証となる。
YAMAHAのサンプルからmail_tblを以下に書き換えが必要。
mail_tbl = {
  smtp_address = “S@mple.sakura.ne.jp”,
  from = “admin@S@mple.sakura.ne.jp”,
  to = “S@mple@docomo.ne.jp”,
  smtp_port = “587”,
  smtp_auth_name = “admin@S@mple.sakura.ne.jp”,
  smtp_auth_password= “password
}
<スクリプトアップロード>
USBメモリ or TFTPにてアップロード可能、今回はTFTP(3CDaemon)にてアップロードする。
まずSRT100にLua用のフォルダを作成 ※必須ではないが便宜上推奨
 srt100# make directory lua
SRT100のConfigurationは以下が設定されている必要がある
 tftp host <3CDaemonを起動するPCのIP Address>
3CDaemonを起動し作成したLuaファイルをPUTする
ハマるポイントとして Remote File NameにSRT100のLogin Passwordを指定する必要があること。
 例: /path/Filename/password
Lua-ping2
 
<スクリプトの実行>
今回の例ではスクリプトファイルを/lua/ping_mail.lua として保存している
スクリプトの手動開始
 srt100# lua /lua/ping_mail.lua
スクリプトステータス確認
 srt100# show status lua
スクリプトの停止 ※全Luaの場合の他にPID指定も可能
 srt100# terminate lua all

Lua Script (@SRT100) にてネットワーク監視」への1件のフィードバック

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